「瑞紀」
「何」
「ちょっときて」

誰も来なそうな裏校舎に連れてきた

「なんでふったの?」
「あんたに関係ないじゃん?」
「関係なくない!翔太が好きだから」
「あぁー、ウザいっいってた」

知ってるし

「それからねぇ、きもいってブスとも言ってたよ」
「でね、…」

「もうやめて!」
「っぷ、馬鹿みたい」
「っく…グス」

泣きたくないのに…

「あはは、嫌われちゃったね」
「知ってる、知ってるよ」