『あんたなに考えてるんまぢで?』

私は大地につかかった。

『いやおまえの名前出したら誰も告白なんぞしてこんやろ。お前の仕返しが怖い思って…』

『はぁ?それやったらあきなでもよかったんちゃうん?女の気持ちわかってないな。』

『宮内でもよかったけど俺とお前の中やん?幼なじみやし周りからみたら付き合っててもおかしないくらいの中やん?』

『普通におかしいから。』


『たしかにおかしくないかもな!仲いいしこの間もパン半分づつ食べたり…』あきなが言う。

『勇気出して告白してきたのに。』


『あほやな?好きな女以外に告られてもうれしないんじゃ。断るのが面倒なだけ。』

『だから大地は、ホモ説が出るねん。』


笑いながら言うと
『はぁ?まぢ?めっさ女好きやけどなぁ…』

『女好きそうな顔してるもんな今井は…。まぁあんまかっこいいからって調子乗ってたら痛い目みるで?』

『はいはい!』

と大地は友達の所に戻った。