黒雲との争いのとき、蓮次はあたし
 を見ても驚くだけで、動揺とか全く
 してなかった。

 普通は動揺とかするのにしてなかっ
 たから、すぐにわかった。
 蓮次は、5代目のしたことを知らな
 いんだなって。だからあたしもあえ
 て何も言わなかった。

 あたしは関係のない人をもう巻き込
 みたくなかった。
 関係のない人を巻き込んで、その人
 の命を奪いたくないから。

 それに巻き込んでこれ以上あたしの
 せいでケガ人はだしたくない。




愛理の想いが綴られていた。