――月曜日の朝。



「愛理〜っ!さっさ起きろ〜!じゃないと遅刻するぞ〜!」


下から兄貴が叫ぶ声で目を覚ました。



ふと、ケータイを開いて時間確認…。



な〜んだ…まだ8時30分じゃん。


まだ寝よ〜…………んっ?

8時30分…?


「あ゙ぁぁぁ〜!!!」


遅刻じゃん!!

寝坊したっ!



あたしは急いで下に降り、兄貴が作った朝ご飯を食べる。



遅刻なのに朝飯はちゃんと食べるのな…

って兄貴は呆れてた…。


1日の始まりは朝ご飯から…ってね。