「派手にやられたな…」


あたしが声をかけると蓮次は目を見開いた。



「…女龍初代…総長…」


蓮次はムクッと体を起こした。


あたしと目が合った途端、かなり驚いた顔になった。



「……佐倉…愛理…?」

「えっ!?」


今度はあたしが驚く番だった。


ヤバイ…。



「弥結っ!漸っ!行くぞ!」


「「は?!って…総長?!」」



あたしたち3人は舞夜龍の奴を放って、女龍の倉庫に戻った。