「あ、蓮次…今から時間大丈夫?」 今から……? 「大丈夫だけど…?」 「ちょっと付き合って」 愛理は俺の腕を引っ張り、倉庫を出た。 道案内を愛理に任せて俺はバイクに乗って、後ろに愛理を乗せた。 バイクを走らせてついたとこは、1本の大きな木が立っている丘だった。