「あたしね、女龍引退してきたっ!」


「………は?」


いきなりだったから驚いた。


純から聞いたけど、さっき聞いたばっかりだからまさか今日とは思わなかった。



「だ〜か〜ら〜、引退してきた。そろそろ次の代に渡していいかなって……。アイツとの決着もついたし…」


「…そうか」



純の言った通りだったから、納得いった。



まぁ…これ以上愛理の周りに男ばっかりいたら、俺が嫌だ。


だから、ちょうどよかったのかもな…。