「兄貴……」 家について兄貴に声をかけた。 「ん?」 「海理さんのイトコがクラスにいた…」 「來波翔ってやつだろ?海理から聞いた」 なんだ…知ってるんだ。 なら話は早い…。 「週末、ライもここに来るって」 「わかった」 兄貴は快く?承諾してくれた。 早速あたしはライにメールを入れた。 『週末OKだった』 返信はすぐにきた。 『わかった』 あたしは明日か学校休みだから、結構遅くまで起きていた。