その人…銀神の初代総長、銀鬼はあたしの兄貴なんだ…」



「「「はあぁぁぁ〜〜!!??」」」


3人は目をこれでもか、ってくらい見開いている。



「なら海理姉は愛ちゃんのお兄さんと、結婚するってことじゃん!」


まぁ…そうなるね。



「なら安心できる。銀鬼さんに海理姉は抜けてるとこがあるけど、よろしくお願いしますって言っといて…」


「わかった。あ、ライ。今週末に海理さんが家にくるけど、ライもくる?」



「ん〜……銀鬼さんを見てみたいから行こうかな…」


「なら、兄貴にも言っといく…」

「ああ…」



ライと話していたら制服の袖を誰かに、引っ張られた。



見るとリンだった。



「リン…?どうしたの?」