あたしはおそるおそる教室に入った。
みんなあたしを見てる。
バレてしまった以上、話すしかないな…。
「みんな…黙っててゴメン。みんなが知ってる通り、あたしは女龍の初代総長だ。
そして、あたしが休学してた理由は、蓮次が総長をしてる舞夜龍の5代目総長に復讐するため…。
……これ以上は話せない」
「佐倉……話してくれてありがとう」
クラスの1人が言った。
軽蔑する者は1人もいなかった。
あたしはこのクラスになれてよかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…