しばらくは男の人はもういいや。

南は自分が17歳のときにエイズ感染してたことが最後までいえなかった。

コンドームはめてれば移らないし絶対。

言い出せなかった嫌われるのが怖かった。

本当のことを言って嫌われるのが怖かった。

ある日南は服毒自殺を図った・・・失恋のショックだった。

命は取り留めたものの、むなしさだけは残ってしまった恋愛だった。

罰が当たったんだ・・・こうやって昔豆じゃなかった私は、男の人につらい思いをさせてきたんだ。

(残された傷跡が消えた瞬間本当の優しさの意味がわかるよ♪)なんとなくタイムゴウズバイが頭の中でこだましてた。

これから男の人と付き合うときはその人だけをみて、豆に連絡も取ることにしようと思った。

十代のころの罰が当たったんだきっと。

1ヶ月くらいたってまた電話がかかってきた、「今から会える?」

「うん」

結局会ってHをしてしまった・・・なにやってんだろう。

彼は変な趣味があってコスプレト言うか、編みタイツやら赤いパンテイーやらを持ってきては南にはかせた

「この人なんか変」

そう思いながらもなんとなく抱かれる日が続いていた・・・・

「一週間に一回は電話かけるから」

守られなかった約束・・・一週間たっても電話がない。