「祥太くん、あれだよ。人には向き不向きがあるから」
優しい舞さん言葉。
ただ、今はそれが虚しく感じる。
「俺まじで情けないね」
「ん~…私は、祥太くんの弱い部分が見れてちょっと幸せだけど」
「弱い部分?」
「祥太くん、雄紀と違ってなんでも器用にできそうだから」
「そうでもないよ?」
「でも、モテるでしょ。祥太くんほんとにかっこいいもんね」
「モテないよ」
「嘘。だって…」
あ、また駅の話だ。
何故か分ってしまって、舞さんの話をさえぎる。
「あれは、雄紀の彼女。ちょっと色々あって…俺が、あっちを追いかけただけ」
「え?」
「言い訳してるみたいに聞こえるかもだけど、あいつは友だちだから」
「嘘…」
舞さんの顔が真っ赤になる。
雄紀に彼女がいること、しかも今色々あることを言ってしまった。
でも、舞さんがやっぱりヤキモチ焼いてくれてたことが分かったし最高です。
ごめんな、雄紀。
「私…」
舞さんが俺を見上げる。
「勘違いしちゃってて。ごめんね?」
「許してあげる」
俺、きっと今、ニヤけてる。
優しい舞さん言葉。
ただ、今はそれが虚しく感じる。
「俺まじで情けないね」
「ん~…私は、祥太くんの弱い部分が見れてちょっと幸せだけど」
「弱い部分?」
「祥太くん、雄紀と違ってなんでも器用にできそうだから」
「そうでもないよ?」
「でも、モテるでしょ。祥太くんほんとにかっこいいもんね」
「モテないよ」
「嘘。だって…」
あ、また駅の話だ。
何故か分ってしまって、舞さんの話をさえぎる。
「あれは、雄紀の彼女。ちょっと色々あって…俺が、あっちを追いかけただけ」
「え?」
「言い訳してるみたいに聞こえるかもだけど、あいつは友だちだから」
「嘘…」
舞さんの顔が真っ赤になる。
雄紀に彼女がいること、しかも今色々あることを言ってしまった。
でも、舞さんがやっぱりヤキモチ焼いてくれてたことが分かったし最高です。
ごめんな、雄紀。
「私…」
舞さんが俺を見上げる。
「勘違いしちゃってて。ごめんね?」
「許してあげる」
俺、きっと今、ニヤけてる。