亜衣「ハァハァ…疲れる」


携帯にイヤホンを付け、学校の先生にバレないよう
セーラー服の中にいれ、耳につけながら音楽を流す

いま、流行りの曲を口ずさみながら親友のいえまで走る


亜衣「…ハァハァ」


8時15分、親友のいえに到着し、携帯をだすと電話する


プルプルル


佑衣「…あ、亜衣、今から出るわ」


亜衣「分かった!」


返事をすると、音楽を消して、携帯をいじり始める
自分のホムペで開催している夢小説を書いているようだ何だかんだ言って、ホムペの小説は人気がある


亜衣「…ウハッ、エロイなぁ」


何気なく、書き終わると8時25分


2月だから、外も寒く白い息が、ふわふわと空に浮かぶ


佑衣「あ、ごっめーんね、俺様のオバチャンが煩くて」


佑衣、亜衣の一番の親友
中島佑衣、俺様できつい言葉を吐くドSな親友
だケド、亜衣のことを丸めて全部わかってくれる。唯一の友達
うわべだけなんかじゃなくいつも、一緒
周りからレズって言われても否定できないくらいに


亜衣「いつもじゃん!」


何だかんだ言って二人していつも遅刻


今日は、修学旅行の部屋わりだから早く行かないとだめだケド、歩きながら夢の話や自分の趣味の話を二人で語り合う


亜衣「でねっ…夢の中の雲雀さんはとてもかっこよくて〜」


佑衣「はいはい…」





+