「しぃなー。
宿題したかぁ??」
お兄ちゃんは
ノックも無しに
わたしの部屋に
入ってくる。
きっと、
わたしがこんなにも
ドキドキしている事
なんてちっとも
気付いて無いん
だろうな………。
普通にしなきゃっ!
そう思って
「えっと……
英語難しくて………。」
そう、言ってみた。
だけど、お兄ちゃんの
顔が見れなくて。
自分でも
不自然だと思った。