“ただいま。”と急いで帰った小梅。



 「お姉ちゃんお帰り。待っていたよ!」


 「まだ時間あるよね?」


 「うん。」


 「シャワーを浴びて良い?汗かいちゃった。」


 「良いよ。あたし、髪の毛してるから!」



 そう言って紗梛はリビングに戻った。浴室に向かう途中小梅は紗梛に…。



 「今、何時?」


 「もうすぐ、6時だよ。」


 「7時に待ち合わせだっけ?」



 “そう”と紗梛が答えると“分かった”と言ってシャワーを浴びに向かったー…。