小梅はダンボールに手を伸ばして中を見た。


 そこには、大量のお菓子が入っている。



 「何…これ…」



 小梅が驚いていると紗梛が帰って来た。



 「ただいま!2人ともどうしたの?」



 リビングには、驚いた顔で立っている2人。


 紗梛はテーブルに近づいた。



 「何これ…誰がこんなに買ってきたの!?」



 驚きながらも隣りにいる小梅を見たー…。



 「わっ私が買ったんじゃないからね!」


 「お姉ちゃんじゃなかったら誰が買うの?」



 首を傾げて聞く紗梛。小梅は急いで部屋に戻った。