『俺…お前の事が好きだ。』


 『私も…あなたが好きです。だけど…住む世界が…違いすぎます。』



 テレビの画面には真剣な顔の詩音がいた。



 (黙っていればカッコイイなぁ…だけどこのドラマは面白いの?)



 小梅は、テレビに釘付けになっている母親と紗梛を見た。


 真剣に見ている2人を見て…。



 (私には分からない。明日も早いし…もう寝よ。)



 小梅は部屋へ戻り眠りについたー…。