「SHION?どこかで聞いたような…あっ紗梛がライブに行った所だ!」



 小梅は思い出したように答えた。



 ((知ってんじゃん!!))



 詩音とマネージャーは驚いた。



 「そうだった!紗梛達を迎えに行かないと。用事がないのなら帰ります」



 小梅は扉に向かった。


 部屋から出ようとする小梅に、マネージャーは声をかけた。



 「梅さん!今日、ここでSHIONと会った事は言わないでください。」



 真剣な顔のマネージャー。


 しかし、小梅からは予想もしない言葉が返ってきたー…。