ーードンッ!。


 人と衝突した影響で、小梅は床へ倒れる。



 「イタッ!(前にもこんな事があったようなぁ…)」



 そんな事を考えていると、上から声が聞こえた。



 「すいません。急いでいたもので…」



 聞き覚えのある声に、小梅は顔をあげた。



 「…あっ!」


 「小梅!何でここに!?」


 「悪代官…あなたこそ、何でここにいるのよ!」



 小梅の前に立っていたのは…詩音だったー…。