「おはよー」 そう言ってこっちを見た瞬間、走ってあたしの所まで駆け寄って来た。 「司!!凄い心配してたんだからね?!」 「ご…ごめん」 「良かった……」 真歩はホッとしている顔になっている。 「どうして?どうして真歩はあたしのヒミツを知っても、そんなに優しいの?」 「…こっちで話そう?」 そう言うと、真歩はあたしを人気のない場所へ連れて行った。