「まああんたが恥ずかしかろうがどうでもいいのよ。それよりもあれよ。例の転校生」

こ　い　つ　！！！
リア充だからって調子に乗りやがって！

「見　ろ　！」

「あだあああああああああ！」


無理矢理首をゴリッ！てされた。
うう、鬼！！！


目線の先には綺麗な男の子。
に、群がるＤＱＮ…じゃねぇや。汚ギャｒ…じゃねぇや。色の黒いギャル。
「彼女いんのぉ～？」だの「ちょーうけるー」といった彼女たちにいちいち反応する男子、哀れ…かっこわらい！ぷぷっ！不憫！


「あそこのＤＱＮどもは授業が始まってもあんな感じだったわよ。
流石に先生が可哀想だったわ。」

後で先生に胃薬持って行ってあげようかしら。なんて呟く千夏。
根はいい子なのにね！つかあんた胃薬なんて常備してんのか…？


「ちょっ、そこの一時間目いなかった女子！さっき俺の事笑ったよね！」


Ｗｈａｔ？


「無視！？さっき俺のこと『不憫乙ｗｗｗｗぷぷーっ！』て心の中で思ってたよね！」

「なぜ…バレている…！！！！？」

「なんかそんな顔してた！ちょっと傷ついた！俺泣きそう！」

「勝手に泣けや」

「やっぱ泣かない！」


どないやねん。そんで今のあたしの関西弁にイラッときた。