そして歌い続け、喋り続け、笑い続けた結果、


「うぇー、喉いてぇ」

「右に同じ」

「右に同じ」

「バカじゃないあんたたち。」


おい千夏さん、あんたなんで喉痛くないんだい。生姜湯でも飲んだのかい!

「さ、出るわよ愚民ども」

「「「愚民!!?」」」


女王様、怖いです。


がちゃ、ドアを開けた瞬間、お向かいのお部屋の方もドアを開けたようで。



「あ、兄ちゃん」

「旭じゃん。なにやって…あ、野々宮さんもいる」


さ…さ…坂田先輩だとおおおおおお!!!?