てかさ、てかさ、あんたがこっち来るからあっちのDQNがめっちゃこっち見てんだけど怖いんだけど目の周り真っ黒なんだけど!
「あの子らさ!目の周りどころかお肌も真っ黒で超怖いんだよね!」
「ぷっ」
い…言いおったああああああああああ!
小声にせず!通常通りの声で!
なんてストレートなやつなんだ……!転校生……恐ろしい子!
あと千夏も笑わない!透に関しては大爆笑じゃねえか!
やめてよーあたしなんにもしてないのにDQNがあたしばっかり見てくるよー。
「それは被害妄想なんじゃないかしら」
「違うよね。確実に違うよね。」
千夏ってばあいつらの何を見て被害妄想だと思ってるんだ。
「んでね、あの子ら怖いしさ、あんたら面白そうだからさ、友達になってくんない?」
「だが断る」
「いいわよ」
「よろしくなー!転校生!」
こ い つ ら …
「あーずーさー」
「Oh!?」
千夏に肩をホールドされた。ちょ、痛い痛い。肩痛い。
「なんてこう…おとなしくしとけって昨日言わなかったかしら」
「おっしゃられましたね」
「なのになんであんたはああなの…!!?」
ごめんちゃいっ!テヘゲロ★
「泣かすぞ」
さーせん