れんちゃんが
悲壮な顔をして
こっちへ手招きをしてる。

「れ…れんちゃんっ」

「だよね…
もーホント何なのって感じ」



れんちゃんはその
数人の女子に怒っている。


怒られる筋合いもなければ
その女の子たちには
何の罪もない。



「はぁ~…もう、嫌」


れんちゃんにはバレてるけど
私今絶対泣きそうな顔してる。