アレックスが真っ直ぐな瞳をこちらに向けてくる。
その煌めきに耐えきれなくなったあたしは、何となく視線を逸らしていた。
しかし彼はそのまま言葉を続けた。
「パーティとは、喜びも悲しみも共に分かち合い、信頼し助け合う仲間のことだ。
もし君の苦しみを、少しでも分けてくれるというのであれば、それを受け止めよう。
君が魔物であろうとなかろうと、それはほんの些細なことだ。
俺は君を信頼すると……仲間だと最初に言った。
その信念はこの先も、決して曲げることがない。
何故なら俺はそんな自分自身を、一番に信頼しているのだからな」
アレックスは胸を張って、堂々と宣言した。
ああそうか、この男は―――。
この全身から溢れんばかりに漲る自信。
それは自分自身を心底、信頼している証なのだろう。
『信頼』などという、陳腐な言葉を口にするのは簡単だ。
だがこの男はそれを、心の底から信じ込んでいる。
自分の感じたこと、行為そのものを――全てを信じている。
だからこそ、そんな自分の信じている他人も同様に信頼できる。
故に日頃からこれほどまでに真っ直ぐで、目が眩むほどの自信に満ち溢れているのだ。
その煌めきに耐えきれなくなったあたしは、何となく視線を逸らしていた。
しかし彼はそのまま言葉を続けた。
「パーティとは、喜びも悲しみも共に分かち合い、信頼し助け合う仲間のことだ。
もし君の苦しみを、少しでも分けてくれるというのであれば、それを受け止めよう。
君が魔物であろうとなかろうと、それはほんの些細なことだ。
俺は君を信頼すると……仲間だと最初に言った。
その信念はこの先も、決して曲げることがない。
何故なら俺はそんな自分自身を、一番に信頼しているのだからな」
アレックスは胸を張って、堂々と宣言した。
ああそうか、この男は―――。
この全身から溢れんばかりに漲る自信。
それは自分自身を心底、信頼している証なのだろう。
『信頼』などという、陳腐な言葉を口にするのは簡単だ。
だがこの男はそれを、心の底から信じ込んでいる。
自分の感じたこと、行為そのものを――全てを信じている。
だからこそ、そんな自分の信じている他人も同様に信頼できる。
故に日頃からこれほどまでに真っ直ぐで、目が眩むほどの自信に満ち溢れているのだ。