「…っえ?」
信じられなかった。
私の裸を 皆に見せるなんてありえない。

「いいじゃないの!アンタの体に誰も興味ないんだから」

…ひどい。
そんなにも私のことバカにして楽しんでいたんだね?

「ほらさっさと脱ぎなよ!」
ももかの声が 聞こえた。
ももか、私信じてたのに…。私ももかだけは信じてたのに。

ももかは私の親友だった。
私がいじめられていて 初めはももかは私の見方になってくれていた。
でも ももかはあいつらに脅されたんだ。

「…だ、イヤだ…。」
抵抗できるわけもないのに、私は言った。

「バカねぇ…、はやめに言うこときかないと痛い目合うのはアンタなんだよ?」
みやこ…。アンタはホントに最低だね。
…なんて言えるわけもなく 無理やりボタンを外される。

「男子達(まだヤったことない人)よんでくるね!」
るい…、やめてよ。

「あぁあ…、アンタもコレで処女じゃなくなるのかな?」
みやこの楽しそうな声。
もしあんたたちが楽しくっても、私には何も楽しさが伝わらない。