「屋上 とうちゃ~く!!」
るいは楽しそうに言った。
きっと悪いこと考えているんだろうな、そう私は思ってしまった。

「ねぇねぇ、今日は何する??」
みやこの ヒドイ言葉が胸に刺さった。

どうせ、
ドウセ、
私のことを いじめるんでしょ?

悔しい。 こんなことされっぱなしの私が悔しい。
“やめて”って言えない。
でも…、もし私が言ったとして やめてくれない。

「みやこ!私ね、いいこと考えたの!!」
ももか…、ヒドイよ。
ももかは 私の見方だって言ってたじゃん。
裏切り者。偽善者。

「何なに??ももかっ!!」
ももか 言わないでよ。
私たち親友でしょ?
そう言ったのはももかでしょ。

「あのねぇ……」
ゴニョゴニョって言ってるけど何言ってるか聞こえない。

少し時間が立つとみやこが私に
「ねぇ、アンタ。男子に裸見せなさいよ。」
イキナリな命令だった。