「颯馬君ーっちょっと来てー」
「あー颯馬君こっちもー」
「颯馬君、振付が分からないよぉ」
うっわー颯馬モテモテだ。
そりゃ仕方ないよね。
あのカッコよさで団長とか・・・反則。
ていうか、女子全員颯馬に
ベタベタだし。
「葵ー誰見てんのぉ?」
「唯子っ!」
「あー!颯馬君見てたんでしょ」
「ち、違うよッ」
「唯子こそ何してるの?」
「うちは、彼氏待ってんの!」
唯子はこう見えてかなりモテる。
スタイルもいいし、小顔だし
何ていうか・・・とにかく
大人っぽい。私なんて
唯子の足元にも及ばないくらいだ。
いいなぁー彼氏なんて。
「唯子、心の声今でてたよ」
「えっっ!ホントに?」
「うっそー」
「もう!びっくりしたんだから」
「おーい唯子ーっ」