姫花の周りには赤と青、白とかで満開な薔薇の楽園
そこにたたずむ一人の――。
「姫花お前の事が好きだった...。」
「え」
いつもこの時間に来るわけない...
来てはいけない
アレが立っていた
長束(ヴァンパイア)...
協会が3時の鐘を鳴らす
「長束
この時間に此所へ来ては駄目」
姫花の高く透き通った声が園庭に響く
「...っ」
馬鹿な事を...と姫花はボソッと言葉を溢す
鐘はなりやみ辺りは静かになった
そこにたたずむ一人の――。
「姫花お前の事が好きだった...。」
「え」
いつもこの時間に来るわけない...
来てはいけない
アレが立っていた
長束(ヴァンパイア)...
協会が3時の鐘を鳴らす
「長束
この時間に此所へ来ては駄目」
姫花の高く透き通った声が園庭に響く
「...っ」
馬鹿な事を...と姫花はボソッと言葉を溢す
鐘はなりやみ辺りは静かになった