朝になって俺は退院の準備をしていた。


昼になって母親が来て、退院の手続きをして、母親の車で家に帰った。


家に帰るとなんだか俺の部屋がかなり騒がしくなっていた。


部屋のドアを開けた俺は目を疑った、部屋には派手な装飾がされていてとてもじゃないけど俺の部屋だと思えなかった。

「隼人退院おめでとう!!」


部屋に入ってきた俺に、みんながいっせいに言ってきた。


俺はただ、頷くしかなかった。