「これはなんなんだよ?」


俺は裕太に聞いてみた。


「お前の退院するって聞いたから、みんな呼んでお祝いしようって事になったんだよ。」

裕太は当然のように言ってきた。


「あのなそう言うことじゃなくて、この派手な部屋のことを言ってるの!!」


「ぁあ~これは綾が派手にやろうって言い出して、みんなで買い出し行って、飾り付けしたんだぜ。」


綾っいうのは1つ年下で裕太の彼女のことだ。


一つ年下って言っても綾はかなり大人ぽくて、俺達より年上だとに思ってしまうくらいだ。