『星宮くんっ!ありがとう!』


「いや…。別に……。って。萌瑠は、ゴキ……っ!」
『アイツの名前だけは言わないでぇっ!』


「萌瑠ってやっぱ面白いっ!」



クスクスと笑いながらあたしの頭を撫でる星宮くん……。


星宮くんの手は温かくて何故か安心してしまった。