あたしの話。全然聞いてないじゃん!


あたしって馬鹿にされてる!?


恋愛ビギナーをなめるなぁぁっ!



すると隆くんはクルリとあたしの方を向き直った。


「さっきはごめんなさい!」


ウルウルした瞳で見詰められてこれ以上、怒る気にはならなかった。