でもおかげで納得したぜ。


なんで千秋があんなエロエロモードに突入したのかも。マミさんが昨日の出来事を知っているのかも。


諸悪の根源は、全てマミさんに通じていたのだ!


「良い男ってのは、こっちからアプローチを仕掛けても簡単には乗らないものよ……って助言しといたの。すぐに手を出すようならロクでもないから手を引きなさいってね」


「てことはつまり、下手すりゃ俺と千秋は別れたかもしれないってことじゃねえか!」


「人聞きが悪いわね。裏を返せば、それだけちーちゃんはあんたを信用していたってことじゃない。愛されてんじゃん」


「それはすげぇ嬉しいですけど、マミさんのしたことは許されざる行為ですから! もし仮に俺が手を出してたらどう責任取るんですか!」


「あんたを始末して、ちーちゃんを嫁にする」


「どの道俺は殺されるんですね……って、なにさらりと寝取ろうとしてんすか!」


「寝取られ属性くらいあんでしょ? あんた変態だし」


「そんな属性ねえから!」