いやこれ、俺の記憶が正しければアレだよね? こんな時間帯に曝け出すような代物じゃないよね?


「なにって、大人の玩具よ」


「ですよねー。生で見るのは初めてだけど、多分そうだろうと思ってたところでってなんて物をプレゼントしてくれちゃってんすか!?」


「だってこれから必要でしょ? ちーちゃんには付いてないから、それを使うしかないじゃない」


「しかも俺が使うのかよ!」


床に思いっきし叩きつける。


頭の中で一瞬でも千秋に使っている映像を想像してしまった俺が憎い。だがそれ以上に、これが俺に対して使われる物だという事実がより憎い。


「こんなぶっそうな物を一体どこで仕入れたんすか!」


「ドンキで売ってた」


「なんでも揃い過ぎだろドンキホーテェェェ!」


「ていうか乱暴に扱わないでよね。竜司のためにそこそこ高いの買ってきてあげたんだから」