放課後。
周りの家よりもひたすら大きくて立派なのが野乃花のんち・・・

隣のある(といってもかなーり遠く)、
うちと理巧んちがほんと豆つぶに見えんだけど~、、、


「でけぇ・・・!」


「だよな、いつみても。」


野乃花んちを見た葉山の驚きとかすごいんだけど、、、
てか、隣に住んでる理巧まで驚いてるし。


「早くはいろうぜ。」


あっさり現実に引き戻した誘の声。


「ねぇ、誘は驚かないの?」


こっそり耳うちに聞いてみた。


「いや・・・俺んちもうちょっとでけぇよ。」


「はぁっ?」


思わず声が出てしまった。

「嘘でしょ?」


「そんなつまんない嘘はつかない。」


「へぇ~、、、」

あんなにキッパリ言われてしまった。


誘のことなんかあんまり分かんないけどお金持ちだったりするのかな?



「お入りくださいませ。」


目の前にあった大きな門が急に開いた。


そのなかから・・・たくさんのメイドさんが出迎えてくれた。