そんな夏から8年・・・


それは、家まで、50メートルって来たときのことだった....




「・・・えっ?」


遠くからだし、暗いしあたしの見間違えだと思った。



いくらみても・・・
やっぱり間違えじゃない....



人が……
倒れてる。

しかも自分の家の前・・・


でも、もしかしたら、あれは人じゃなくて、大きな大きな犬かもしれない…



もう、わけわかんない...


「どうしよう…?」


恐る恐る、わたしは近づいてみた。



パニクって訳わかんない・・・