「なに?」


「なにじゃないだろ!!あれは何?」


「あぁ~。あれか・・・
騒ぐことないだろ。ご褒美だ。」


「はぁっ?」


「飼い主様の勇敢な姿にはやっぱり・・・なぁ?
必要かなぁ~みたいな?ペットとして?」


「・・・必要ないし。
ってか、絶対怪しまれてるし・・・こわっ!!」


「そんなビビることなくないか?
小学生じゃるまいしさ・・・」


「高校生でも・・・ビビるってか・・・///
あぁ”~!!」


「顔・・・赤くなってるぞ?」


「そりゃ・・・」



また、からかったような顔してこっちをみてくる。

ほんと・・・
どっちか飼い主なんだろう?


そんな顔されたら余計わかんなくなってくる・・・


子供みたいに無邪気で、楽しそうな顔・・・



「ったく。
こんなんだけで・・・単純なやつ。」


「なんかいった?」


「いいや・・・
ただ今日は天気がいいなぁって。」


「はぁ?」


・・・・こういう日は心から俺もそう思える。
すべてを忘れて。理巧に感謝して・・・