「あのこと」とは知らずに・・・





「なぁ、美茉。俺のこと誘って呼べ。
あと敬語やめろ。俺、敬語使われんのきらいだし。」



「えぇっ!!。
同級生・・・なんだ・・・。
見えない!!」



その、大人っぽくて、カッコいくて、なんか・・・ちょっとセクシーなそんなふいんきからは、想像できない発言だった。



「えっ・・・うそじゃなくて?
マジ?」



「うん、マジで。高一の16歳。」




やっぱり・・・・


見えない・・・





「・・・・・。」




「驚いた?」


「うん・・・。」



さっきから、すごい顔で誘のほうを見ていると思う。



こんなに男の人の顔がんみしたのはいつぶりだろう・・・?



ちょっと、さっきからこっちを見て笑いだしそうになっているみたい・・・

まぁ、なんだかその顔にどきっ///としてみたり・・・







「フッ。なぁ。美茉、クイズしないか?」


「クイズ・・・ですか。クイズって、いつも禁煙をしている鳥はどんな鳥?みたいなのですか?」


「お前・・・ぷっ。何だそりゃ。」


「あっ、答えは白鳥・・・だって、スワンだから。」