「声かけても、なんかヒソヒソ話してるし…」

「……それ、本当か?」

「うん。丁度、彩と別れた時に…この辺で」



もしかして恋は……。


変な予感が頭をよぎった。



「…ははっ…まさかな……」



なんか知らねーけど笑っちゃうよ。


♪…プルルッ


不吉な予感と共に電話が鳴った。