一段とばしに階段をのぼり屋上についた。



「彩ー!」

「………恋?」

「恋ちゃん」



やっぱり二人でいたんだ。


なんだか嫉妬心が芽生えちゃうな…。



「じゃあ、邪魔しないよう戻るね。後は頑張って」

「おう。ありがとな桜姫奈」



桜姫奈先輩は手を振って屋上から出て行った。


なんだか二人、似てるな。


二人が話してる間そう思った。