そうか モネは全国大会出場
きまったんだっけ。

大きくて可愛いらしい茶色の目
をくりくりさせて、私にどや顔
を見せつける モネ。

私は少しムッとしたがまあ本当に凄いから ただ苦笑いする事しかできない。

あんな可愛いくて 才能もある
モネを私はよく妬ましく思った。
そんな事を考えては自分がなん
だか醜く感じるのだ。
でもやはりモネは親友であり
最高の友達である。

「そっか、全国だもんね。おめでとう♪でもそれとこれとは 違うでしょ。」

「えー!莉央厳しいよ〜まあ
莉央がそういうなら やるか。」
「うんうん。さすが全国は違う
なあ〜。」

「でしょでしょ!もっと誉めて
誉めて!!」

「調子に乗るな〜。」

そんなたわいない会話をプール
サイドでしながら笑うのが好き。