私は奈々の家の近くのコンビニ
で待ち合わせた。

「奈々、ちょっと行くね。」

「はいはーい。」


奈々は耳元でずっと話を
聞いていたから状況を
把握していた。

私はコンビニまで歩いた。

コンビニに止まっている
一台の車。

私はドアを開けて入った。

「うわ!びっくりした!」

「どうも。」

私は不機嫌に挨拶をした。

彼はタバコの日を消した


「ごめんね、わざわざ。」

悪いと思ってんなら頼まないでよ。

「いえ。」

「ふっ。最初のときと全然
雰囲気違うね。」

「そちらもですね。」

「そう?」

嫌味で言ったのに、なんか
プラスに受け入れてるし。

「ちょっと、ドライブしない?」

「もう22時ですよ。
教師が振り回していいん
ですか?」

クスッ。


クスッ?


「気にしないかな。」

「なにそれ。本当に教師ですか?」