―――――――――――   |柊梨亜さんへ

|好きです!!
|付き合って下さい!!

|   工藤竜也より
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予想通りだし…

「でっ!!返事は?」
「は?しないし、なんでしなきゃいけないわけ?」


そーゆうと、私は手紙を封筒のなかにしまった。

「だめだよ!!梨亜!!直接渡されたんだから返事はちゃんとしないと!!あと、女子の反感かうよ?」


う…

「それはやだ…」

「ねぇ、まだあいつのことひきずってるの?」

夏実が少し不安気にきいてきた。


「ううん。別に………」

ひきずってないと言ったら嘘になるけど、夏実に心配はさせられない…

「そうなんだ!!よかったぁ、ぢゃぁ、うちが、梨亜の代わりに先輩に返事しといてあげるね!!」

そういって夏実はさきに行ってしまった。


夏実にしては、気がきくな………

珍しいこともあるんだね〜


そう、このあと私は後悔したあの時夏実をとめていればこんなことにならなかったのに…