そう隣でぼやいている夏実を置いて、私は下駄箱に行った。

まったく、夏実も何がいいんだろう、別に私は美女ぢゃないしな…。私よりも全然夏実の方が可愛いって!
そう心では思う、けして口には出してはいけない言葉。

前クラスメイトにゆったら怒られたしな……。


「梨亜待ってー」

「はやく〜夏実。」


そういって下駄箱を開けると中から手紙やらプレゼントやらがたいりょうに落ちてきた。

またか…。毎日毎日やだなー

「また、入ってたんだ。」
「うん。」

こんなことは、私にとっては日常のこと、最初は嬉しかったけど毎日続くとウンザリする。