旅館の玄関で待っていた汐莉は、 浩二をからかうつもりで車に寄った。 しかし…。 浩二や仁藤…。その他の生徒に覇気を感じられない。 それどころか、浩二が避けられている気がした。 「何をしたの!変な事したらって…!」 汐莉が浩二の腕を掴もうとして…。