私たちの様子を微笑ましく見ているエマおば様。


ランスおじ様はどこか苦笑いだ。



『お前たちの気持ちはよく分かった。私も何か良い策がないか考えてみよう』

『父上、ありがとうございます』



私はシエルと一緒に頭を下げた。



『シエル、お前と二人で話がしたい』

『はい』

「では、私たちは失礼しますね」

『あぁ、すまないね』



私はシエルとキスを交わし、みんなと一緒に部屋を後にした。