その病院は、駅からすぐ近くだった。
なんとなく、奇跡を感じた。
「ゆーだいくん…?」
そこには、傷だらけの、人口呼吸機を付けられた、
弱々しいゆーだいくんがいた。
「天ちゃん…来てくれたんだ…。逢うのは、初めてよね。」
「はじめまして。お父様、お母様。戸田天です。ゆーだいくんと、お付き合いさせていただいています。」
「固くならなくて、大丈夫だぞ!」
「笑いなさいよっ!」
「ありがとうございます。」
キミは...
傷だらけになっていたキミを見たら、
苦しくて、苦しくて…
目を閉じているから、悲しくなったよ。
なんで?どーしちゃったの?