「次は、○○公園、○○公園。お出口は左側です。」

その時だった。


涙が溢れ出してきて、止まらなかった。

−ゆーだいくんに見られたくない−

下を向いて、手すりにしがみついていた。



そこの公園には、
部活で活躍してたときに大会で使っていた、
体育館があったから…
情けない姿を見せたくない。

−バドミントン−
この単語が頭の中で、グルグル回っていた。