キミは...

なんでそんなに俺を惚れさせるの?

どんどんキミに惚れていく。


「おかしっ♪おかしっ♪」
「なんだ?その歌。」
「おかしの歌!」
「ばーか。かわいっ!」
「うーるさい。」

天、帰らないで。
お願いだから、帰らないで。
もっと隣にいてほしいんだ。
できれば、ずっとずっと……


「帰らないで…」
まっすぐに天を見つめた。
なぁ、帰らないでくれよ…
いいから、そばにいてくれよ。

「わがままダメだよ。ウチだって一緒にいたい。」

「天…」
俺は天を力いっぱい、強く抱きしめた。
天をそばで感じていたい。
「苦しいよぉ。」
「離したくねぇんだ。そばにいろ。」